みゃーこ虹を渡る

育児放棄された野良猫の赤ちゃん2匹を家族に迎え入れて二晩。

おしっこもりっぱなうんちも出て一安心。
でも二匹ともミルク、飲みが悪いし、体重も増えない。
ミルク前後で体重測って哺乳量を見ても、多くて2cc。
体重は全然増えないし、むしろ減少傾向。
生理的体重減少の域なのか、でも、飲みは悪いし・・・
みゃーこは鳴き声に元気がなくなった気がする・・・
夜中に不安になりながらミルクをあげる。

7/21 朝、ミルクを飲んだあと、
みゃーこが急に横にパタンって寝て、呼吸がゆっくりになった。

明らかにおかしい。

まだ刺激をしてあげないとでないはずのおしっことうんちが
自然に出てきた。

営業時間前だとわかってるけど、動物病院に電話をする。
少しでも早く診てもらえないかとの期待もあったけど、
9時にならないと診察は開始できないとのこと。

みゃーこが死んじゃう!!
私はもう涙が出てきちゃって。そばにいることしかできない。

9時に病院に連れていって先生から言われたこと。

これはもう厳しい。
自然におしっこうんちがでちゃったのは
おそらくこの子は病気だね。
こんなに小さい体じゃ何もできない。
そもそも親猫が育児放棄した時点でなにかある。
おっぱいを飲もうという気持ちも少なそうな子たち。
1日でも生きられたらラッキーと思って。

一緒にいたもう一匹も病気はうつってる可能性も高い。
帰ったら別の場所に移して。
かわいいからって生半可な気持ちで育てられるものではない。
ちゃんと覚悟があって引き取ってきたのか。
小さい子供もいるようだけど、今はむやみやたら触らないほうがいい。
その辺もちゃんと守ってあげられるのか。

とにかく今は飲めるときに飲める分だけ
ミルクをあげていくことしかできない。
この小ささで病院でできることは何もない。
時間を決めてミルクをあげるなんて人間の都合だ。
母猫は時計をみておっぱいあげるなんてことしないでしょ。
人間の都合で無理やり量を飲ませようとするのも誤嚥して
肺炎になったらもっと苦しくなるんだよ。
そういう子をたくさんみてきた。
自然界に反したことを人間はやりがちだ。
猫の世界に合わせて。

そして、いまあなたは泣きそうな顔してるけど、
とにかく1日でも生きられたらラッキーと思って、
残された1匹とも楽しくかかわってあげて。
そんな顔して関わられたら猫がかわいそうだ。

こんなことを言われました。

一生懸命ネットや知り合いに聴いて調べて、
お世話の仕方もうまくできてるかわからないけど、
できることはやったつもりだった。

でも、先生の言う通り、人間の都合で動いていたとこはある。

言い方はきついけど、動物愛のある先生だと思った。
本気で動物の身になってってことだと思う。

くうちゃんも先生のことばを泣きそうな顔になりながら
しっかり聞いています。

犬が苦手なくうちゃんは、待合に犬がいることにビクビクしながらも、
みゃーこを気遣う。

病院から帰ってきて、くうちゃんは泣きながら
にゃー助とみゃーこそれぞれのおうちを用意してくれました。

そして、
「病気なの?死んじゃうの?病気っていじわるだよ」
と言いながら優しくずっとみゃーこを撫でていました。

陰部から出血もして、だんだんと呼吸がなくなります。
声にならない声で、呼びかけるとにゃーって鳴いて応えてくれる。
そのままゆっくり息をひきとりました。

どんどん冷たくなって、固くなった体もしっかり感じた子供たち。

お庭にみゃーこのお墓を作ってるころに降り出した雨。
その雨があがったころ、曇り空だったけど虹がかかりました🌈

その虹をみて、次男のちーぼーは、
「みゃーこはお空に帰ったんでしょ。
虹をみゃーこが渡り終わったら、あの虹は消えるのかな。
ちーぼーはみゃーこの分も生きるからね。」
と言ってくれました。

私はみゃーこから、
この世に産まれてきて生きていられることが、
こんなにすごいことなんだって、
改めて教わりました。

子供たちが生きてここにいてくれることが、
本当に幸せなことなんだって。

小さい体で、一生懸命、
なんとかミルクを飲ませようとする私に応えてくれた。
おしっこもうんちも、しっかりしてくれた。
にゃーって私の方をむいて鳴いてくれた。

あれがいけなかったのかな、だめだったのかな。
頭の中はぐるぐるぐるぐる。
みゃーこを守ってあげられなかった・・・

お医者さんには、楽しく過ごしてあげてって言われたけど、
そんなの私にはムリ。

子供たちと相談して、庭に植えた木の中で、一番背の高い木の下に
みゃーこを埋める。
お空に帰っていきやすいように、
死んじゃってもどんどん大きくなるように、
子供それぞれ願いを込めて。
私はごめんねとありがとうを言いながら。

身体は土に還って、栄養になって、また自然の力になって
めぐっていくんだよ。
魂は生きてて、まためぐりあえるんだよ。
そんな話もしました。

この日はたまたま、たけさんのお父さんとお母さんが来ていて。
5年間の介護を先月終えたお母さん。
色々な後悔と寂しさで、思い返しては
涙がとまらない日々だって言ってました。

みゃーこのことを思ったら、
ベッド上だったけど、5年間も寄り添ってもらえて、
わがまま言い合いながら、過ごせた介護の期間。
おじいちゃんは幸せだったと思う。
心底そう思った。

おかあさんにも初めて伝える。
お見送りの日、おじいちゃん、笑ってたんだよ。
何で笑ってるの?って聞いたら
「嬉しいからだよ」って言ってたよって。
それ以上お話はなかったけど、とにかく笑顔のおじいちゃんのエネルギーを
私はずっと感じていました。

猫ともお話できるようになりたいな。

二日間だけだったけど、みゃーこも幸せを感じてくれてたらいいな。

私は一緒に過ごせた二日間、とっても幸せだったよ✨

ありがとね、みゃーこ🐈

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