「ポジティブな感情も実はエゴ由来だった?」エックハルトトール。

エックハルトトールさんのサイトより。

ネガティブな感情とは何でしょうか?

身体の機能のバランスと調和を乱す毒素となるものが、ネガティブな感情です。

恐れ、心配、怒り、そねみ、悲しみ、敵意、嫌悪、嫉妬、羨ましさ…

全て体を巡るエネルギーの流れを阻害し、心臓、免疫、消化、ホルモンバランスなどに影響を与えます。

エゴがどのように体に作用するのかまだほとんど明らかにできていない現代医療でさえ(スピリチュアルを認めていない医療でさえ)、ネガティブな感情と病気とが関連していることを重要視し始めています。

ネガティブな感情というものは、直接会う人に対しても悪い影響を与えますが、間接的にも連鎖反応的に数えきれないほどの人たちに悪い影響を与えています。

ネガティブな感情をひっくるめて表現できる単語があります。

それは不幸という言葉です。

では、ポジティブな感情は身体に対して逆の作用があるのでしょうか?

ポジティブな感情には、免疫を高め、元気を出させ、身体を癒す力があるのでしょうか?

ポジティブな感情には確かにそのような作用があります。

ただ、そのポジティブな感情が、エゴから来るものなのか、あなたの自然な状態である意識につながった状態から生まれた深いところに由来する感情なのか、区別する必要があります。

エゴ由来のポジティブな感情には、簡単にネガティブな方向へ変えてしまう力が含まれています。

例えば、エゴから来る愛は、何かを大事にし大切にしますが、何かがきっかけとなり一瞬にして憎悪に変わることがあります。

何か将来良いことが起こるという期待がエゴからのものであれば、結果的にエゴの期待通りにはならないので、がっかりし、失望に変わります。

認められたり賞賛を受けたときはとても嬉しいですが、批判されたり無視されたりすれば途端に落胆し不幸になります。

打ち上げパーティーの楽しさは、だんだんくたびれてきて翌日は二日酔いです。

エゴから来るポジティブな感情では、悪い面がないと良い面が存在できません。

自我が生み出す感情は、外面的な要素と感情とを同一視させる思考の作用から生み出されます。

外面的な要素は、瞬間的に変化し不安定なものなので、自我による感情も変わりやすいです。

エゴより深いところにある感情は、実は感情ではなくて、意識の状態のことを言います。

感情は相反するものがないと存在できません。

意識の状態ではそれが曖昧となり、相反するものがなくなります。

そのような意識の状態があなたから愛や喜びや平和といった感情を生み出しています。

なので、それら感情はあなたの自然な本質を示していると言えます。