自分の特性に対するくうちゃんの気持ち

友達がくうちゃんに言った。

「おばちゃんさ、自分のこういうところやめたいし嫌なんだけど、
もう嫌だーって思うことがなかなかやめられないんだよ」

「あー、それは気持ち悪いよね。やだよね。
気持ちは一応わかるよ。」

相変わらずそのままを受け止めてくれるくうちゃん。
普段は精神年齢の低い(笑)ちょっと生意気にもなってきた
9歳なんだけど、こういう時って、妙に落ち着いてる。

「一応」とくうちゃんが言ったこともよくわかる。
以前は自己肯定感ズタボロだったくうちゃんだから。
でも、今は自分に対して、嫌だという気持ちはない。

イヤな事、苦手なことも多いくうちゃんは、
気分の切り替えには時間がかかる。

それを何とか早く切り替えられるように、
あの手この手色々試してきた。
一日ずっとぐずぐずされるのも、こっちだって嫌だし。

でも今くうちゃんに聞いてみると、
「イヤなもんはイヤなんだから、それをイヤだって言い続けて
何がいけないの?」
っていう感覚だったみたい。

気分がどよよんと泣きわめき続ける自分も、
ダメな自分だなんて思ってなかった。

それをこっちが勝手に、苦しいだろう、とか、
生きづらいだろうって判断をして、
気持ち切り替えて他の楽しいことに目を向けようとか、
切り替えるために部屋を変えたり、叫んでみたり、
沢山の方法を試してきたけど・・・

本人の中ではイヤな気持ちは持続していたけど、
それを変えようとは思っていなかったし、
別にそれでもよかったらしい。

すごいなと思ったのは、
嫌だと思ってる自分を受け止めてあげられてること。

嫌だし気分はいまいちだけど、それは別に悪くはない。
「今の自分はこれですが、何か文句ありますか?」
そんな感じでいる。

私はこういう自分は嫌。ダメだから直したい。
そういう思考パターンだったから
いつまでたってもダメな自分と向き合ってた。

今の自分をいい悪い考えずに
そのまんま出せる子供たちは本当に素敵だと思う。

でも昔はくうちゃんもそんな風には思ってなかったって。
とっても敏感なくうちゃんが、幼稚園の時に感じていた気持ち。

自分はまわりの人と比べてできない。
できないからだめなんだ。
できない、いやだと勇気をだして伝えても、やらなきゃいけない。
なんとかみんなと同じようにできるようにならなくちゃ。
でも自分ができないこともわかってる。

言っていることばも意味がわからないことあるし、
理解してくれる人はここにはいない。

4歳の子が、こんなことを感じていた。
それを知ったときはとても切なかった。
そりゃ行くのはつらくなる。

「何か文句ある?」
最近この言葉を口にするくうちゃん。

くうちゃんの存在には文句は何一つありません。
伝えたいことは、
大好き、愛してる、それだけです。

でも、やってることに文句要望は多々あります(笑)
食べたお菓子のごみを捨ててほしいとか、
工作の後の切り刻んだ紙を掃除するまでが工作時間と思ってくださいとか、
目玉焼きの黄身の細かい硬さで、食べなくなるのやめてくださいとか、
一緒に暮らす上での細々したこと(笑)

その文句は言わせてもらいます!

くうちゃんのことも、きっと周りの大人が、
今のままじゃいけないよ、
障害を持っているし、その特性は生きにくいし、
サポートがないと社会に出られない、
そのままじゃ将来困るから。
そんな風に思いながら関わってたら、その価値観が植えられて
苦しい思いをするんじゃないかと思う。

テレビで「ひきこもりをポジティブに」ってワードを聞いた。
そもそもくうちゃんもちーぼーも、
ひきこもりも学校に行かないこともネガティブに感じていない。
自分の過ごしたいように過ごしているだけ。

くうちゃんにとっては、医療機関や周りが自閉症という目でみていても、
何の関係もない。
私とたけさんもどっちでもいい。
どっちでもいいから、自閉症ってことばが手っ取り早くて使うこともあるし、
活用させてもらうこともよくある。

くうちゃんは
「僕ってこういうタイプだよ」って言うことがよくある。
自分でこういうタイプというのをそのまま受け入れてるから、
褒め言葉に聞こえないことも、褒め言葉みたいに受け取れる。

どんな私にもオッケーを出し続けてくれた、
とても繊細な子だけど、くうちゃんの芯にある強さと優しさ。

「今の自分これですが、何か文句ありますか?」
これが僕です。変われと言われても、変わるつもりもない。
その強さを貫き通してほしい。

そのままの子どもたちに、私はオッケーを出し続けてあげたい。
そんな風に思います。

こまごました文句も、もちろん言いながら(笑)
そして文句いったり、怒ったりする自分にも、
ひとつひとつ許可を出してあげながら。

今日もながーい文章最後まで読んでくれてありがとう💕
どんな自分も許してあげられるエネルギーを
このブログから送らせていただきます✨

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