育児と介護と自分らしさ

「さとこや、迷惑かけてすまんのう」
「たけじいさん、お互い様よ」

そんな会話をし始めて一週間。今日もやったな、このやりとり(笑)
育児と介護が同時にあるって、なかなかな業務量。
昨日は洗濯物を取り込むのも忘れてしまい、シーツもジーンズも雨でびちょびちょ。
ま、しょうがない。

松葉杖がきて動きやすくなったたけさんは、
調子に乗って動いたのが良くなかったのか、ケガの経過なのか、
一昨日からほぼベッド上で過ごすようになりました(笑)。
足はぞうさんのようにはれ上がり、足を下に向けると痛みが走るみたいで、
立つことができない。
痛々しい内出血。
トイレに行くにも松葉杖じゃ痛みがきついため、
キャスター付きの椅子にのせて移動。
昨日の夜は頭が痛いも言い出して、血栓頭に飛ばないでよ~って一瞬あせりました。
寝てるときも痛かったみたいで、本当に気の毒。
体が動くって、本当にありがたいことなんだなってすごく感じる。
コロナさんには日常のありがたさを、たけさんのケガからは体のありがたさを感じています。

でも、なんでか大変そうなんだけど、たけさんだと笑ってしまうのは
たけさんを知る人だったら何となくわかる感覚じゃないかな(笑)

動けなくなったたけさんが最近読んでたのが、死後の世界のことが書いてある本。

それを読んでて私に対して思ったことがあったらしく。
「さとこちゃんは人のために動ける人。
ただ、自分らしくいたままで人に優しくできるかってとこがきっとポイント。」
みたいなことを言ってた。

そこで自分らしいって何なんだろうなって。

以前の私は、人に優しくするのって、誰かに認めてもらうためとか、
自分を良く思われたい気持ちがあって誰かのために動くってことが
ほとんどだったって思う。
だから疲れちゃって、
誰かの人生まで自分が請け負った気分になって、疲れちゃって。
それでまず自分を大事にしようかってなったのがここ数年。

たけさんの言葉をきいて思い出したのが、
急性期の病棟看護師をしていた時に関わった患者さんのこと。
がんの末期だったからとても苦しいし、とげとげしてた。
新人なんかこっちに寄こすなって言われた。
でも忙しい病棟。知識や技術が幼くても、私しかナースコール対応できない時もあった。
正直病室に入るのは私もイヤだった。
毎日病棟に通うだけでもいっぱいいっぱいだったのに、きついこと言われるんだもん。
でも、その人のとげとげが気になってしょうがなくって。
私も一緒に苦しくなって。

看護やカウンセリングの勉強している時に、専門職の視点からみること、
相手と自分を同化しない、感情移入しない、そんなことを言われた気がする。

でも、私は病棟いにいる時、正直患者さんと一緒に泣いてた。
ご家族と一緒に泣いてた。思いっきり同化してる状態。

でも、同化できたから、その患者さんと最終的には仲良くなって、
ナースコールが私指名でくるようになった。
一眼レフのカメラの撮り方教えてもらって、現像した写真を見せられると
ウキウキして日勤に行ったら、前日の夜勤の時に亡くなったって。

新人だったから、「私が勤務の時に誰か急変したらどうしよう」
という気持ちがあったなか、亡くなったことを聞いて
「私が看取りたかった」って気持ちしかなかった。
その後結局私は燃え尽きて、病院勤務を辞めることになったけど。

看護師としての挫折は、とってもきつくて、そのあと3年間は
看護系の仕事に戻ることはできなかった。
同化してしまう私は看護師には向いていない、そう思っていたから。

今、ふと自分らしさを考えた時、相手と自分を同化するというか、
うちに来てくれた方と一緒に泣いてることよくあったなって気づく。
「なんでさとこちゃんのが先に泣いてるの」って言われることもある(笑)。

カウンセリング的には全然冷静さもなくてだめかもしれないけど、
泣けてくるのを我慢することないと思うし。
そこをきっとたけさんが客観的な目で見ててくれるから安心して出せるんだろうな。
2人体制でセッションをするのは、そこがいいところ。

「自分らしさ」が出てくるにも、私以外の誰かがいてくれることで
安心してだせること、違うらしさを持っている人がいてくれてるから、
自分がこうだってわかるんだなって思う。

感情移入しやすい部分、同化しやすい部分、それが私のらしさのひとつ。
ひとりよがりでぐいぐいつっぱしる時もあるかもしれないけど、
ものさしは相手の中にある、それはわかるから、相手の中のものさしがわかるまで
話が出来たら嬉しいなって思う。
分かり合いたいなって思う。

そう思える存在が、周りにたくさんいてくれることが本当に幸せ💕

自分らしさって何なんだろうな、そう思って寝た次の朝、
見た夢は虹だらけでキラキラ✨の世界だった。
虹の中に自分がいて、わあ~って目をキラキラさせてる自分がいた。
夢の意味はわからないけど、なんか幸せ気分になった夢でした。

きっとこんな気持ちが「奏」の詩につながったんだろうな。

僕らは歌う ただただ歌う 僕の色が嬉しいときも 僕らは歌う ただただ歌う 僕の色が悲しいときも ひとつひとつ粒があり その粒は...

みんなの中にもキラキラが必ずあって、それは自分にしかないもの。
宇宙でひとつだけのもの。というか、きっとキラキラだらけ。
自分も含め、色んな人とのキラキラと一緒にいる自分、やっぱり幸せです✨

そして何となく、人以外の存在との同化も始まるような気がする今日この頃。
楽しみです✨

スポンサーリンク