たけさんとお義母さんとの言い争い

また言われた。
「くうちゃんんは病気で、ちーぼーは普通。」
しかもくうちゃんとちーぼーの前で、何度も。

たけさんのおかあさんが来て、たけさんと言い争い。

お義母さんは、
「あんたは自分のことしか考えられなくて、定職にもつこうとしなくて、
普通じゃない。診断がつけば、病気だとあきらめて、
そういう対応をとる。」
ってたけさんのことを言う。
今は新聞配達と家庭教師で毎日休みなく資金調達してくれてるけど、
定職に就かないのが納得いかないみたい。

その話をする中で、
なんども出てくる発達障害、普通というキーワード。
くうちゃんやちーぼーの話題にもなり、お母さんに言われた。
「くうちゃんは病気で、ちーぼーは普通なんだから。」

くうちゃんは「どういうこと?」って聞いてくる。

お義母さんの発言に苛立ってるたけさんが、
加えた解説がまた乱暴。
「学校に行けないっていうくうちゃんは病気でおかしいんだって。
発達障害っていうんだって。
ちーぼーは普通だけど、神経が細いだけなんだって。
だから病気じゃないんだって。」

それに対してお義母さんが、
「そうだよ、くうちゃんは病気。
ちーぼーは、神経が細いだけ。
しかもそれは、父親がしっかりした仕事をしていないっていう
不安からくるものじゃないの?
普通男親っていうものは、定職について
外に働きに出てるもんだ。
他の人からあんたの父親は仕事してないとか、
そういうことを言われて、ちーぼーは傷ついてるんじゃないか。
きちんと父親として、自分の仕事の状況を
子供たちにしっかり話せる状況なのか。」

「でもその不安は、ばあさんがそうやって言ってるから
それを聞いてちーぼーが覚えただけで、
ばあさんの不安でしょ。」

「はあ?何言ってんの。
それに、保育園の行事とか、父親が出ていくべきのところ、
全く出ていこうともしないなんて。
一番異常なのはあんただよ。」

「はいはい。
一番異常なのが僕で、次に異常なのがくうちゃんで、
ちーぼーは神経が細いってだけなんだって。」

って子供たちにぶっきらぼうに言うたけさん。

「おかあさんの言葉に苛立ってるのはわかるけど、
そのイライラを子供たちにそういう言い方でぶつけるの、
やめてよ!」

私はここでやっと口をはさめた。
ちーぼーは泣きそうだし、気持ちは私も泣きたい。
発達障害という診断について、
もっと丁寧に話をしていきたかったのに、
こんなに乱暴に、言われてしまうなんて。
おかあさんからも、たけさんからも。

冷静に、たけさんがおかあさんに言いたいことと、
お義母さんが結局何がいいたいのか、
私がおかあさんに伝えたいことは何なのか整理する。

なんだかんだ言い争いをして、
とにかく受診をしろを言われたたけさんは、
その場で病院に予約の電話をしてた。
イライラしながら。

お義母さんは、結局のところ、
自分の老後のことを考えるにあたって、
たけさんが発達障害かどうか診断をしてほしい、
ってことだった。
発達障害と診断されれば、
もし今後一緒に住むとなったときの金銭面の要求が
変わってくるからと。

今日何回お義母さんから「普通」という言葉がでたことか。

「看護師という資格があれば、普通そろそろ家族を養うために
そっちで働かないか?」とも言ってた。

おかあさんは、たけさんのこと、何もわかってないと思った。

「たけさんは、看護師、とことん合わないんですよ。
そこは理解してあげてください。」
と私の意見を言わせてもらった。

それと、父親が働いていなくて不安という価値観は、
お義母さんがつけた価値観だと思うとも、伝えた。
だってその話題を出すのは、お義母さんしかいないから。

学校に行かないことに対しても、
くうちゃんは学校に行かないことを不安とは思っていない。
不安だったのは、大人の方だけ。

色々なこうあるべき、っていう価値観、
不安要素、それは周りの大人が子供につけていってしまうものだと思う。

そんなことも伝えた。

発達障害や、自閉症の診断は、
当てはまる特性をおおざっぱに表現してくれてる面は便利だし、
社会制度を活用しようと思ったときには必要不可欠。

でも、
発達障害というラベリングがされたからって、
そのラベルだけみるのはやっぱり違うと思う。

そのラベルの中だけで、人をみたら、
可能性ってすごく狭くなるし、
本人のこと見えてないんじゃないかと思う。
「発達障害であるくうちゃん」
「発達障害であるたけさん」
だからしょうがないよね、で片付けられて
人と人との交流がそこでストップしちゃうことだってあると思う。

私はそれじゃ悲しいな。

お義母さんは長女ねっちをみて、
「ほんと明るくていい子だな。この子がきょうだいのなかにいて良かったね。」
と言った。
こういう類のこと必ず言うお義母さん。
この言葉も私はひっかかる。

ねっちは一番お義母さん好みのことをしてくれるからしょうがないけど、
くうちゃんやちーぼー、たけさんの良さも、もっとわかってほしいと思う。
発達障害というラベルをとって、
お義母さんの好きな枠の中に入ってるかどうかではなく、
そのまんまをみてもらいたいなと思う。

発達障害ということについて、
普通ということについて、
違和感を感じまくった昨日の会話でした。

昨日はストレスだったな~。
お疲れ、私。

またゆっくり少しずつ、自分自身とも、
子供たちとも、たけさんとも、おかあさんとも、話していこう。